氷河期よしだの転職記

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【1社目編】2004年8月〜:英単語だけでTOEICに勝てると思っていた奴www

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TOEIC学習始動

2004年8月下旬。

退職まで残り約1ヶ月。

深夜の監視業務を続けているが、相変わらず暇な時間が多い。

他の人は何をして時間を潰しているんだろう、と周りを見渡すと本を読んだりネットサーフィンしたり、好きなことに時間を使っている。

 

ということは英語の勉強をしても問題無いだろう。

9月19日のTOEIC試験まであと約4週間。

職場での暇な時間を有効活用してTOEIC対策をすることにした。

 

さて、何から始めようか。

大学受験が終わってから英語には全く触れてこなかったので、かなりのリハビリが必要だぞ。

それに4週間でできることなんて限られている。

あれこれ手を出しても、どれも中途半端になりそうだ。

やるとしたら何か1つに絞るべきだろう。

 

そういえばCCNAで暗記モノの勘は少し取り戻せたな。

英語で暗記モノといえば英単語だ。

ということで、まずは大学受験レベルの単語力を取り戻そうと思った。

 

大学受験時代に使っていたDUO2.0を本棚で探してみたが、見つからない。

さすがに4年以上前の大学受験時代の単語本は捨ててしまったか。

買い直そうと本屋に行くとバージョンアップ版の3.0が出ていた。

テキストとCDを購入し、TOEIC単語学習の記事で説明した方法で学習を開始した。

 

 

たしかDUO2.0には480くらいの例文が掲載されていたと記憶しているが、3.0では例文数が560に増えている。

これだけの例文数を1ヶ月でマスターするには、毎日相当なペースで学習する必要がある。

まずは1周、560文を1週間で終わらせることを目標にした。

1日あたり80文だ。

 

監視業務中、デスクでテキストを開いてにひたすら暗記。

トイレに行く時にもポータブルプレーヤーと小冊子を持って、個室に籠もって音声を聞き、席に戻ってすぐに復習。

仮眠休憩中もイヤホンを耳に挿しっぱなしにして英文を聞きまくった。

行きの電車では小冊子を使って前日学習した文章を復習し、帰りの電車では当日勤務中に学習した文章を復習した。

 

毎日80文キッカリやりきる生活を1週間続け、無事に1周できた。

2周目、3周目では忘れている文章や覚えにくい文章を中心に、徹底的に復習して潰しこんだ。

 

3週間が経過する頃には、DUOは体の一部になっていた。

テキストを見なくても、CDを聞かなくても、560の例文を順番に言えるようになった。

小冊子を使った復習の際にも、日本語訳の最初の5文字程を見ただけで英文がスラスラ言えるようになっていた。

まるで上の句を読んだら瞬時に下の句が浮かぶ百人一首のように。

 

毎日こまめに復習した効果もあって、暗記した文章の脳への定着率は高かったようだ。

やはり暗記モノは毎日の繰り返しが重要だ。

すぐに成果を求めてはいけない。

薄く薄く、ミルクレープのように幾重にも積み重ねることで記憶に定着するのだ。

この短期間で1冊をマスターした経験は、この後様々な資格取得をしていく俺の礎となった。

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よし、もう十分だ。

試験に間に合った。

DUOをここまで極めた奴は、俺くらいのものだろう。

 

そういえば目標の点数を決めていなかったな。

TOEICって何点くらい取ればいいんだろうか?

公式ページを見ると、得点によってA〜Eまでのレベルに分類されるらしい。

最高レベルのAは860点以上、次のBが730点以上。

 

これだけ勉強したのだから、730点以上は取りたいな。

もしかすると800点超えちゃうかも。

と、単語集を1冊極めただけで謎の自信を抱いていた俺は、レベルBを目標にしてTOEIC初受験に臨むのだった。

 

TOEIC初受験

ここからの初受験のエピソードを読む前に、TOEIC勉強法の記事を一通り読んでいただけると、より楽しめると思う。

まだ読んでない方は是非。 

www.naitoh3rd.com

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当日。

受験票は持ったし、筆記用具もバッチリだ。

シャーペン(0.5mmの細いやつ)2本に、消しゴムも2個持った。

 

会場に早めに到着し、辺りを見渡す。

「ふっ、この会場に俺ほどDUOを極めた奴はいないだろう...」

俺は謎の自信に包まれていた。

 

試験前にトイレを済ませ、あとは試験開始を待つばかり。

そういえば、TOEICってどんな試験なんだろう?

試験に向けて英単語一本に絞って勉強した俺は、試験形式すら調べずに当日を迎えていたのだった。

 

ここからは、試験中の俺の心の声をダイジェストで見ていただこう。

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■リスニングパート

・写真読み取り問題

ふむふむ、写真のことを正しく説明している文章をマークするのね。

ん?全部の選択肢を聞いたけど、写真のことを説明している文章なんてあったか...?

まぁ、なんとなく、それっぽいやつをマークするか。

 

質問応答問題

質問に対する正しい応答文章をマークするのね。

えぇ?今の3択の中に正しい応答なんてあったか?

適当に塗るしかないなぁ...

細いシャーペンだとマークしづらいなぁ。

あ、待って、まだ前の問題を塗りつぶしてるのに、次の文章読まないで...

 

・会話問題〜説明文問題

長めの会話や説明文を聞いて、3つの設問に回答するのね。

いや、文章長すぎじゃね?

最初の方に何を言ってたか、覚えてないよ...

あ、待って、塗っている間に文章が流れていく...

 

■リーディングパート

・文法問題

文法穴埋め問題か。

これはDUOのおかげでまぁまぁ解けるな。

ここで点数をしっかり稼ぐために、じっくり取り組もう。

 

・長文問題

長文はなかなか歯ごたえがあるな...

しかも後ろに進むにしたがって、どんどん文章量が増えていく。

これは大変だぞ。

 

...はぁはぁ、だいぶ進んだな。

残り30問か。

時間はあとどれくらい残っているんだ?チラッ(時計を見る)

 

時計:あと5分。

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

時計:あと4分50秒。

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

時計:あと4分40秒。
  , .
(;゚ Д゚) …?!

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

時計:あと4分30秒。

(  д )

(; Д ) !!

 

はああぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!!????

ウソでしょ!?

5分で30問も解けるわけねー!

どうしよう?どうする?どうしよう??!!!

 

そうこうしているうちに残り4分30秒。

もう迷っている時間は無い。

適当に塗りつぶすしかない。

当時は「塗り絵」のテクニックなどは全く知らなかったので、A〜Dに均等にバラけさせて塗った。

 

細いシャーペンでは塗りつぶすのに非常に時間がかかる。

最後の問題を塗り終わったのは、試験終了まであと数秒というギリギリのところだった。

 

こんな体たらくだったにも関わらず、この時点ではまだ700点以上取れていると信じて疑わなかった。

最後に塗り絵した30問以外は、ほとんど正解しているだろうと謎の自信を持っていたのだ。

 

結果は30日以内に届くそうだ。

待ち遠しいぜ...